ゲームギルド「Ninja Game Guild」と、広告付きWeb3ウォレット「Back Wallet」の開発を進めているblocksky Inc.がパートナーシップを締結しました。
GUILD株式会社は、アフリカを中心にNFTゲームギルド「Ninja Game Guild」を運営し、経済的な問題の解決を目指しています。一方、blocksky Inc.は世界初となる広告付きWeb3ウォレット「Back Wallet」のサービスの開発・運営を手掛けており、2024年春以降にクローズドベータ版をリリースする予定です。今回のパートナーシップにより、場所や年齢による経済的な問題の解決に向けて、ブロックチェーンゲームと親和性の高いWeb3ウォレットを用いたアプローチを進めていくとしています。
ナイジェリアにおける金融包摂の現状は、サブサハラ・アフリカ地域よりも遅れており、2021年には15歳以上の銀行口座保有率が45%でした。銀行口座開設に必要な銀行識別番号の登録数は、18歳以上の人口の49%と半数に達していません。銀行の利用が進まない中、スマートフォンやPCで容易に金融資産を管理できる暗号資産に注目が集まっています。コンセンシスの調査では、ナイジェリア人の99%と南アフリカ人の98%が、主要経済国の人々よりもWeb3についての知識が豊富であることが明らかになりました。
両社は、ナイジェリアの状況を踏まえ、blocksky Inc.が開発するWeb3ウォレットと「Ninja Game Guild」のコラボレーションを実施します。本提携により、同国のブロックチェーンゲームおよびウォレットユーザーに、金融サービスへのアクセスを向上させる環境を提供する方針です。プレイヤーはゲームやコミュニティを通じて、ブロックチェーン技術や仮想経済に関するスキルや専門知識を獲得し、雇用機会の創出に繋がる可能性があります。さらに、活動の中でクリエイターを発掘し、広告主との共創により広告制作を行うことも計画しています。
なお、広告付きWeb3ウォレット「Back Wallet」ではクローズドベータ版に協力するユーザーや広告主、広告代理店、アライアンス企業またはプロジェクトを募集しています。詳細は、公式Xやsubstackから確認可能です。
