株式会社BLOCKSMITH&Co.は、東大松尾研発・数理工学を軸にしたAIスタートアップの株式会社EQUESと、AI技術を活用したプロダクトの共同開発について、基本合意書を締結したことを発表しました。
BLOCKSMITHは、クイズ動画SNS『QAQA（カカ）』の開発を進めています。従来の動画系ソーシャルメディアは投稿者と視聴者が分離されていましたが、『QAQA』では、投稿をクイズ化することで視聴体験が参加型に変わります。さらに、Web3技術により、稼ぐ要素やランキングを競うエキサイティングな体験を加えています。
BLOCKSMITHは2023年4月より、「AI クイズ ジェネレーター」の開発に着手しました。ジェネレーターは、投稿されたコンテンツを読み込み、自動的にクイズおよびクイズ動画を生成し、『QAQA』に投稿します。この機能により、インフルエンサーなどの利用者は、負担を増やさずにクイズを用意できます。ただし、単にクイズを作るだけではなく、「面白いクイズ」を作ることには奥深い研究が必要です。また、クイズを映像化するのも難易度が高い行動です。
そこで、BLOCKSMITHは、ジェネレーターを高度に進化させるためにAI技術を持つEQUESとの提携を決め、2023年10月27日に基本合意書を締結しました。EQUESは、現役東京大学院生の創業者らを中心に、顧客企業の課題と向き合いながらAI・機械学習技術の社会実装を進めているスタートアップです。BLOCKSMITHのWeb3関連技術とEQUESのAI技術を掛け合わせ、Web3とAIが融合した新しいユーザー体験を生み出します。
現在、『QAQA』はα版をリリースしており、先行プレイに応募することで体験が可能です。今後、NFTや暗号資産「BLQS」、「顔認証Web3ウォレット」などを順次追加していきます。ブロックチェーン技術や暗号資産、NFTを活用したプロダクトの開発を行うBLOCKSMITHと、最先端の機械学習技術を用いて社会の発展を加速することを目指すEQUESの提携により、『QAQA』が持続可能な「面白さ」を提供するSNSとなることが期待されます。
