ゲーミングプラットフォームを運営するnow.ggは、株式会社NTTデジタルとの業務提携を結んだことを発表しました。両社の提携により、ユーザーは「now.gg」のプラットフォーム上で、Web2およびWeb3ゲームにおいて、プラットフォームを超えたアプリ内課金や他のユーザーへのギフト送付を安価かつ安全に行うことが可能になります。
「now.gg」は、ユーザーが友人とゲームをプレイし、主要なゲーミングエコシステム上のタイトルで共通の通貨を使用できるクラウドゲーミングプラットフォームです。開発者は、「now.gg Studio」を通じてゲームを公開することができます。また、「now.gg」は、「BlueStacks」アプリプレイヤーを通じてモバイルゲームのクロスプラットフォーム化をリードし、ダウンロード数が15億を突破しました。
一方、NTTデジタルは、Web3イネーブラーとして、個人や企業がWeb3サービスやブロックチェーン技術を簡単かつ安全に利用できる環境をグローバルに推進しています。2024年3月に、両社はNTT デジタルが提供を予定しているウォレットサービスの導入に向けて合意し、協議を進めることを発表していました。本サービスの提供により、ユーザーがweb3の各機能を意識することなく利用できる環境の実現を目指しています。
NTTデジタルの代表取締役社長である濱名健一氏は、ドコモグループの一員である株式会社NTTドコモ・ベンチャーズが出資したnow.ggとの提携について、「グループシナジーを発揮し、さらなる価値創造を目指す」と述べています。now.ggのCEOであるローゼン・シャルマ氏は今回の協業を喜ぶとともに、Web3を活用して非Web3モバイルゲームも含めたインフラ整備も行う同社の事業を説明し、「交流が強化され、プラットフォームに依存しない決済も可能になる」と強調しました。
