ワンダーウォール株式会社は、株式会社ICHIZEN HOLDINGSと、Web3事業に関して業務提携契約を締結したことを発表しました。本提携の狙いは、両社の実績を活かし、Web3ゲームをより広く普及させることです。
ICHIZEN HOLDINGSは、これまで大手企業のインキュベーション支援を通じて数々の新規事業を成功に導いてきました。一方、ワンダーウォール株式会社は、Web3ブロックチェーンゲームプロジェクト『GOLFIN』を開発する企業です。今回の提携により、両社は、『GOLFIN』を通じて、ゴルフユーザーが現実とデジタルの両方で楽しめる新しいエコシステムを構築します。
『GOLFIN』は、世界で初めてNFTとGPSを組み合わせたゴルフゲームです。ゴルフユーザーはゲーム内にゴルフクラブやアバターを所有し、現実世界のゴルフでラウンドすることによりゲーム内アバターの経験値を獲得し、アイテムを強化できます。また、ゲーム内ではアバターを使用するトーナメントが開催され、勝ち進むことでトークンを獲得できるPlay-To-Earnアプリです。
さらに、ゲームが苦手なゴルフユーザーやゴルフをしないゲームユーザーでも、「スカラー制度」によりアバターを貸し借りできる機能を実装。『GOLFIN』は実際のゴルフ場への集客促進と、ゴルフを取り巻くエコシステムの拡大に寄与し、幅広い世代で楽しめる新たなエンターテインメントを提供するプロジェクトとなっています。
両社は、『GOLFIN』エコシステムを構築し、ゴルフとWeb3技術を組み合わせることで、業界に新たな付加価値を提供していく考えです。ゴルフとWeb3の境界を超えた新しいエンターテインメント体験を提供し、次世代のゴルフビジネスを形作ることに取り組むとしています。ゴルフ業界をWeb3の領域に引き込み、融和させることにより、新しいビジネスモデルの創出が期待されます。
ワンダーウォールの代表取締役である小松賢氏は、「ゴルフ業界の既存の価値にWeb3技術を融合させ、新たな付加価値を生み出すことを目指し、さらなるシナジーを創出していきたい」とコメント。ICHIZEN HOLDINGSの代表取締役である水野倫太郎氏も、「ゴルフという世界的に人気なスポーツを中心にWeb3とリアルをつなぐことで、これまでWeb3ゲームが成しえなかったマスアダプションを達成していきます」と述べています。
