モノリス株式会社は、Web3技術を活用したTCG『CNPトレカ』の開発に向けて、プレシードラウンドでの資金調達を実施したことを発表しました。今回の資金を活用し、同社はブロックチェーンとNFTを用いたカードの真正性を証明する商品情報管理システムの開発を加速させるとともに、製品発売に向けたマーケティング活動を展開する予定です。これらにより、TCG市場に新たな価値創造をもたらすことを目指しています。
『CNPトレカ』は、Web3時代のIPとして設計された「CNP」をTCGとして展開するプロジェクトです。発行枚数や流通量の透明性が担保された「希少性証明カード」により、従来のTCGにはない安心感と魅力を提供します。
プロジェクトの進行に合わせ、CNPトレカの予約販売受付開始は2024年12月中旬に予定されています。これに先立ち、2024年9月27日と28日に予約購入者限定の特典が付与される「CNPトレカパス」が発売されます。このパスは、トレカ15%割引や製品版の優先購入権など、1年間にわたる多彩な特典を提供するものです。
モノリス株式会社の代表取締役である齋善晴氏は、「トレーディングカードゲーム市場に新たな価値を創造することを目指しています。今回の資金調達により、その実現に向けて大きな一歩を踏み出すことができました」とコメントしています。同社は、人気カードゲーム『バトルスピリッツ』や『デジモンカードゲーム』を手がけた株式会社ORGの代表取締役である中澤光博氏をゲームの企画・監修者として迎えるなど、業界経験豊富な人材を揃えています。
プロジェクトの詳細や進捗状況は、CNPトレカ公式Xアカウントで随時公開される予定です。デジタルとフィジカルを融合させて信頼性の高いシステムを構築することで、どのようなWeb3カードゲーム体験をユーザーに提供していくことになるのか、今後の展開が注目されます。
