ヒューマンアカデミー株式会社と、Digital Entertainment Asset Pte.Ltd.（DEA）およびA.W株式会社の3社は、「カムイバース」内で使用されるNFT-RPGのシナリオコンテストを共同で開催することを発表しました。コンテストは、ヒューマンアカデミーが2023年1月に立ち上げた、NFTゲームを通じて若者に近未来における世の中の仕組みを理解する機会を与え、世界をリードする人材を育成することを目的とした「GameFi教育プロジェクト」の第3弾企画となります。
プロジェクトの第1弾では、学生がNFTゲームをプレイし「Play to Earn」の仕組みを学び、月5,000円から20,000円の報酬を得てリスクや可能性を把握しました。第2弾では、NFTアートコンテストを通じて学生がデジタルアートを制作。優秀作品をゲームに実装しました。第3弾として、今回はシナリオ制作に焦点を当てた「NFT-RPGシナリオコンテスト」を実施します。
本コンテストでは、学生が「カムイバース」の世界を舞台にしたシナリオを制作し、優秀作品をゲーム内で実装します。「カムイバース」は、DEAが運営するメタバースプロジェクト「PlayMining Verse」の第1弾として、漫画家の藤原カムイ氏がデザインした世界設定をもとに、同氏とその世界の市民権を得たファンが、共にコンテンツを発展・進化させていくプロジェクトです。
「カムイバース」のコンセプトは、「創世期の地球、神々と人間が共存していた世界」。NFT-RPGは、プレイヤーがゲームマスターに行動を宣言すると、それがリプレイ小説となって公開されて世界の歴史になるというアクティビティです。
学生たちは、特別講義を2回受け、プロ講師の指導のもとで応募作品を完成させます。締切は2024年8月30日で、約2週間の選考期間を経て表彰式を9月15日に行います。シナリオの実装は、10月を予定。賞金は大賞50,000DEP（約15,000円相当）です。
ヒューマンアカデミーの代表取締役である今堀健治氏は、「プロジェクトを通じて、未来ある若者に新しいエンターテインメントと技術、新しい分野・将来の経済の学びを提供し、業界の健全な発展にも寄与していく」とコメントしています。可能性に満ちた若者を育成する本プロジェクトから、どのようなシナリオが生まれるのか、「カムイバース」の動向に注目が集まります。
