ゲームのためのブロックチェーンである「Oasys」のレイヤー2(L2)として、AAG社(Achip & Achair Global)が、「Saakura」ブロックチェーンをリリースしたということです(Medium)。
AAG社はブロックチェーンアプリケーションとメタバースを接続するソフトウェアを提供する企業で、安全で使い勝手の良いウォレットアプリの「MetaOne」や、企業向けのクロスチェーン検索エンジンなどを提供するほか、Learn-and-Earn(学んで稼ぐ)をコンセプトにした『GOGA』(Good Game to learn English)という英語学習アプリを提供しています。
『GOGA』はゲーミフィケーションと「学んで稼ぐ」を組み合わせたもので、世界中の英語学習者をサポートすることを目的としています。『GOGA』は既に65万人が利用していて、以前のバージョンである『Eng Breaking』では50万人が参加していたそうです。Web2の世界のアプリケーションを上手くWeb3に移行させ進化させた例と言えるでしょう。「Saakura」ブロックチェーンのローンチによって、より使い勝手を向上させる事を期待しているとのこと。
「Saakura」は他の「Oasys」のレイヤー2と同様にガス代が不要で高速なトランザクションを特徴とします。「Saakura」とMetaOneウォレットでメタバースを中心に、Web2からWeb3への移行を目指すアプリケーションを誘致していきたいとAAG社は述べています。
「(ガス代が不要という)パラダイム・シフトにより、開発者はガス代に悩まされることなく、ゲームやアプリケーションを開発できるようになります。オンボーディングはより容易になり、人々はより苦労せずにWeb3に入ることができます。そして仮想通貨は強制されるのではなく好きな時に買う事ができるようになります。Saakuraはパズルの1ピースに過ぎませんが、AAGでは全ての人がWeb3にアクセスできるように革新を続けていきます」と創業者兼CEOのJack Viniitrongjit氏は述べています。
