ドコモは2022年11月8日、2022年度第2四半期決算発表において、Web3についての新たな取り組みを発表しました。その一環として、子会社の新領域企画準備株式会社がOasysのバリデータとして参画すると明らかにしました。
Oasysは「Blockchain for Games」をコンセプトとするゲームに特化したブロックチェーンプロジェクトです。Oasysバリデータ(チェーン運用主体)はバンダイナムコ研究所などの大手ゲーム会社やWeb3企業など計20社超で構成されており、合意形成アルゴリズムは環境面にも配慮したPoS(Proof of Stake)方式を採用しています。
なお、21社の初期バリデータに続き、第2群バリデータとしてソフトバンク、KDDI、Nexon、MIXIに参画いしていて、ドコモは第3群バリデータとしての最初の企業となります。Oasysは、ネットワークの安定化とエコシステムの拡大を目指して、引き続き取り組んでいくとしています。
Oasysは独自のアーキテクチャにより、ブロックチェーンゲームのユーザーに対して取引手数料の無料化と取引処理の高速化を実現することで、快適なゲームプレイ環境を提供することができます。今後ドコモがどのような関与をしていくのか、今後の動向に注目が集まります。