Edoverse Foundationは、開発を手掛けるPlay-to-Earn機能を備えたメタバース空間「Edoverse」について、コンサルテーション業務を手掛けるEdoverse株式会社の親会社である、Shinwa Wise Holdingsを通じてアートを中心としたリブランディング計画を公表しました。
「Edoverse」は、2024年1月にリリースされた「もし現代まで江戸時代が続いていたら?」をテーマにしたメタバース空間です。リブランディング計画の内容は、2024年4月30日に配信した「Monthly Edoverse Insider-TIME FOR REBRANDING-」の中で明らかにされました。
配信では、これまでのメタバース市場の低調を踏まえ、散漫になっていたアイデアを絞り込み、ひとつずつ集中して展開する方針を公表。また、ローンチ後の成果として、3D空間、アバター、ポイントシステム、ミニゲーム、土地NFT、刀NFT、希少アバター、フォートナイトクリエイティブステージ、浮世絵ミュージアムなどを紹介しました。
2024年以降のリブランディングでは、アートを中心に価値ある作品を江戸バース内に配置し、トークンを用いて共有することにより低コストでアートのオーナーになる体験を提供する予定です。リアルとバーチャルの価値を結びつけ、オーナーが参加できるアートコミュニティの活性化を図ります。セキュリティトークン(ST)を導入することで、価値あるアートを安全にシェアする仕組みの構築を目指しています。
さらに、「Edoverse」をより多くの人々が体験できるよう、ハイスペックマシンのみでなくPCブラウザや将来的にはスマートフォンでプレイできるようにプログラムの最適化を進める意向も説明。また、ステークホルダーへの復興支援報酬として、NFTとメタバース体験の連携を強化していくとしています。今回のリブランディングは、メタバース市場における新たな価値創造とユーザー体験の向上を目指すものであり、今後の展開が注目されます。