株式会社Mintoは、アラブ首長国連邦に本社を置くProject SEED inc.と提携を結んだことを発表しました。両社の協業により、ブロックチェーンゲーム・エコシステム・プラットフォーム「ProjectSeed」に、Mintoの保有するIPコンテンツが提供されます。
Mintoは、2022年1月に設立されたスタートアップで、アニメ・漫画を活用したSNSマーケティングの実績が豊富な株式会社wwwaapと、キャラクタースタンプを展開し、NFTやメタバース領域でのIPプロデュースを行う株式会社クオンの経営統合によって誕生しました。累計で60億ダウンロードを誇るIPコンテンツを保有しており、今月9日にはNTTドコモ・ベンチャーズより資金調達を実施したことを発表するなど事業を拡大しています。
一方、Project SEED は、 起業家やデザイナー、アーティスト、開発者など50名以上のメンバーから構成されているグループです。今回の協業により、Project SEEDが提供するブロックチェーンゲーム・エコシステム・プラットフォームを通じてMintoの持つIPを提供し、アジア圏を中心に多くのWeb3ユーザーに届けることを目指します。また、プラットフォーム「ProjectSeed」を利用する企業には、マスマーケット向けのゲーム開発の機会が創出されます。
株式会社Mintoの取締役である堀容隆氏は、「Mintoとして新たなIP展開をProject SEEDと進めることに大変ワクワクしています。世界中にいるMintoのスタンプ発のキャラクターのファンに、新たに開発されるブロックチェーンゲームを楽しんでもらえることは大変嬉しい」とコメントしています。
Project SEEDのCEO Liko Subakti氏は、「パートナーシップは、IPとイノベーションの分野における画期的なコラボレーションを示しています。双方で協力し、それぞれの強みを活かして創造性を促進し、オリジナルIPが適切な事業開発を受けられるようにすることができます」と述べています。両社の協業によって、日本発のキャラクターがグローバルに展開するブロックチェーンゲームの世界で使用できるようになり、新たなプレイヤー層の増加にも結び付くのか、今後の展開が注目されます。