株式会社GALLUSYSは、シンガポールに拠点を置くLEGENDARY HUMANITY PTE. LTD.との業務提携を発表しました。両社は写真撮影やAI、3Dスキャン技術を活用し、新たな経済圏の構築を目指します。
GALLUSYSが開発するブロックチェーンゲーム『SNPIT』は、スマートフォンのカメラを使用してポイントやトークンを獲得できるSnap to Earnサービスです。一方、LEGENDARY HUMANITYは3DスキャンAIソリューション『SCAI』を提供しています。『SCAI』は、芸術や文化的遺産、人物を現実の姿のまま3Dモデル化して記録し、SNSやデジタル上で動かしながら展示することで暗号資産を獲得できるソリューションです。
両プロジェクトは、「写真」「3D」とそれぞれ撮影データから生まれる経済圏の可能性を広げることを目的としています。ユーザーや参加者が撮影を通じて稼ぐ仕組みを構築し、デジタルエンターテイメントとしての新たな表現方法を模索しています。
第一弾の取り組みとして、2024年12月6日から8日まで開催される「東京コミコン」において、コスプレイヤーの撮影イベントを実施する予定です。参加者は写真バトルや投票、SNSでの発信を通じてポイントやトークンを獲得できます。
今後、両社は世界各地で撮影された写真をAIによりデジタルエンターテイメントとして表現し、楽しみながら稼ぐ新たな経済圏の構築を目指すとしています。また、トークンやポイントを双方のプロジェクトから配布するなど、共同経済圏の構想についても検討を進めていく方針です。
この業務提携により、写真撮影やAI技術を活用した新たな価値創出の可能性が広がります。ゲーム業界だけでなく、写真愛好家やコスプレイヤーなど、幅広い層にとって注目すべき展開となりそうです。これまでWeb3に関心のなかった層が、新たに参入するきっかけとしても期待されます。