一橋大学大学院でKDDIが寄附講義「Web3・メタバースと法」を開設、新しい領域の専門家を育成

一橋大学大学院法学研究科とKDDIグループは、Web3・メタバースの法的課題に対応する人材を育成するため、寄附講義「Web3・メタバースと法(KDDIグループ寄附講義)」を開講することを発表しました。

人材 キャリア
KDDIが展開するメタバース「αU metaverse」
  • KDDIが展開するメタバース「αU metaverse」
  • 本講義が開講される一橋大学千代田キャンパス(学術総合センター)

一橋大学大学院法学研究科とKDDIグループは、Web3・メタバースの法的課題に対応する人材を育成するため、寄附講義「Web3・メタバースと法(KDDIグループ寄附講義)」を開講することを発表しました。

講義は、2023年度秋学期から一橋大学大学院法学研究科ビジネスロー専攻において開講されます。ブロックチェーン技術を基盤としたWeb3の拡大と仮想空間・XR技術を活用したメタバースビジネスに関して生じる法的課題について、法実務・立法政策上の解決を担う人材の育成を目的としています。

講義では、Web3・メタバースに関連する既存の法制度や政策動向、将来において法の果たすべき役割について、一橋大学大学院法学研究科増田雅史特任教授が全7回にわたり講義を行います。また、KDDIグループからは、Web3・メタバース環境においてクリエイターエコノミーの創出を推進するため、協力を行います。

KDDIグループは、2020年5月に都市連動型メタバース「バーチャル渋谷」、2022年10月にリアルとバーチャル空間が連動する「デジタルツイン渋谷」など、5G通信とXR技術を活用した都市体験の拡張に取り組んでいます。2023年3月には、統合的なWeb3・メタバースサービス「αU(アルファユー)」を開始しています。

《編集部》

関連タグ

特集