NFT累計購入額は「1万円以上」が約8割、「10万円以上」が多い年代は?

Web3メディア「Mediverse(メディバース)」は、「NFT(非代替性トークン)に関するアンケート」を行い、その調査結果を発表しました。調査対象は20~59歳の男女3,000名です。

市場 ユーザー動向
NFT累計購入額は「1万円以上」が約8割、「10万円以上」が多い年代は?
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株式会社フォーイットが運営するWeb3メディア「Mediverse(メディバース)」は、「NFT(非代替性トークン)に関するアンケート」を行い、その調査結果を発表しました。調査対象は20~59歳の男女3,000名です。

NFTの認知度

まず、「NFTを知っているか」と尋ねたところ、「知っている」と回答したのは30.2%でした。国内での認知度は約3人に1人だということが明らかになりました。

男女別に「知っている」と回答した人を見ると、「男性」40.1%、「女性」20.3%でした。認知度にはジェンダー差があり、男性の方がNFTを認知しやすい環境にいることが考えられる結果となっています。

年代別に「知っている」と回答した人見ると、「20代」27.5%、「30代」38.4%、「40代」34.0%、「50代」20.9%でした。NFT認知度がもっとも高かったのは30代で、次に40代が続いています。一方、認知度がもっとも低かったのは50代でした。

NFTの購入経験

次に、「知っている」と回答した人を対象にNFTの購入経験について質問したところ、21.7%が「購入経験あり」と回答しました。

男女別に「購入経験あり」と回答した人を見ると、「男性」24.3%、「女性」20.8%でした。認知度と比較すると、購入経験の有無にはジェンダー差があまり見られないことがわかりました。

年代別に「購入経験あり」と回答した人を見ると、「20代」28.0%、「30代」30.0%、「40代」20.5%、「50代」9.8%でした。30代は約3人に1人がNFTの購入経験があり、40代では約5人に1人、50代では約10人に1人と、年代が上がるごとに経験率が下がっています。

世帯年収別に「購入経験あり」と回答した人を見ると、「~300万円」13.8%、「300~500万円」18.1%、「500から700万円」21.5%、「700から1,000万円」31.5%、「1,000万円~」35.8%でした。購入経験率は、世帯年収と比例しており、300万円以下と1,000万円以上の世帯年収層には購入経験率に3倍以上の差異が見られました。

NFT累計購入額

NFT購入経験者を対象に累計購入額について尋ねたところ、約8割が「1万円以上」購入したことがあると回答しました。さらに内訳を見ると、「3万円以上」は過半数に達しており、「10万円以上」は約2割いました。

男女別に累計購入額を見ると、NFT累計購入額にジェンダー差が顕著に見られたのは「10万円以上」で、男性は女性の2倍以上の割合でした。男性は「1万円以上」もしくは「10万円以上」が約半数を占める一方で、女性は男性より少額の「1万円以上」もしくは「3万円以上」が過半数を占めています。

年代別に累計購入額を見ると、40代を除いて、累計購入額は「1万円以上」もしくは「3万円以上」が概ね半数を占めていました。40代の首位を見ると「10万円以上」27.5%となっており、他年代に比べて積極的であることが推察される結果になっています。

世帯年収別に累計購入額を見ると、300万円以下の年収層を除いて、いずれの年収層でも「1万円以上」が過半数を占めました。その割合は世帯年収と比例して増え、世帯年収1,000万円以上では約9割でした。「3万円以上」が過半数に達するのは、世帯年収500万円~700万円からとなっています。

調査の結果、NFT累計購入額「10万円以上」が多い属性は、「男性・40代・1,000万円以上」だということがわかりました。また、購入経験の有無には、「性別」や「年代」よりも「世帯年収」という要素が大きく影響することが明らかになっています。

《s.m》

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