株式会社デジタルハーツは、同社独自のゲーム特化型AI翻訳エンジン「ella」を活用した翻訳サービス「ella translation service」が、新たにFIGS(フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語)に対応したことを発表しました。
これにより、「ella translation service」は既存の日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語と合わせて9言語でのサービス提供を開始します。「ella」は、デジタルハーツと株式会社ロゼッタが共同開発したゲーム特化型AI翻訳エンジンです。
同サービスの特徴として、キャラクターのパーソナリティを反映した翻訳文の自動生成や、関係性に応じた口調の変化、従来の翻訳と比較して最大75%の期間短縮が可能な点が挙げられます。これにより、ゲームタイトルの世界同時発売の実現とグローバル展開の加速化を支援します。
デジタルハーツグループは今後も、独自のノウハウやテクノロジーを活用した新たなサービスの開発・提供を通じ、日本、アジア、欧米のエンターテインメントコンテンツのグローバル展開を支援していく方針です。
ゲーム業界では近年、タイトルの世界同時発売が求められるようになりつつある中、デジタルハーツは「ella translation service」の提供を通じて、エンターテインメントとしての品質追求とスピーディーな多言語開発の実現を目指すとしています。