株式会社デジタルハーツホールディングスは2月6日、Web3ゲーム領域における事業拡大を目指し、株式会社TOKYO GameFiへの資本参加を発表しました。
TOKYO GameFiは、サイバーエージェントグループのWeb3領域における戦略子会社であり、Web3特化型のクリエイティブスタジオとして、ゲームのコンセプトメイクやアートデザインなどの実績を持つ企業です。同社が手掛けたクリプトエンターテインメントプロジェクト『TOKYO BEAST』は、高いクリエイティブ品質が話題となり、SNSの登録人数がグローバルで50万人を超えるなど、広く関心を集めています。
近年、Web3ゲームの注目度が高まり、ブロックチェーン技術によってゲーム内のデータやアイテムの所有を明確にすることで、ゲーム内のデジタルアセットがリアルワールドで交換可能な価値を持つようになっています。エンターテインメント性と現実世界における価値を連動させた新たな経済圏を作り出す成長性の高い市場として期待される状況を受け、デジタルハーツホールディングスはWeb3ゲーム領域の事業拡大を図る方針です。
資本参加により、デジタルハーツホールディングスはTOKYO GameFiとの戦略的パートナーシップを締結し、同社のグローバル展開とその成長を支援していきます。また、『TOKYO BEAST』については、同タイトルのパブリッシャーを務めるTOKYO BEAST FZCOとも連携しながら、デバッグをはじめ、グローバル展開に欠かせないローカライゼーションやカスタマサポート等のサービス提供を通じて、グローバルでのサービス展開を支援する予定です。
デジタルハーツグループは、ゲームバリューチェーンを網羅する質の高い支援サービスをワンストップで提供する「グローバル・クオリティ・パートナー」の立場で、今後の成長が期待されるWeb3ゲーム領域における事業拡大を目指すとともに、ゲーム・エンターテインメント業界のさらなる発展に寄与していく考えです。
