ゲーム特化型ブロックチェーンOasysは、KDDIが提供するNFTマーケットプレイス「αU market」と暗号資産ウォレット「αU wallet」に対応したことを発表しました。9月6日より「αU market」でのOasys上のNFTの提供と、「αU wallet」でのOasys上のNFTの管理やOASトークンの送金・入金が可能となっています。
KDDIは、2023年3月7日にメタバース・Web3サービス「αU」を始動し、Web3分野への取り組みの一環としてOasysへバリデータとして参加することを発表していました。また、同年6月から7月にかけて東京で開催したOasysのハッカソンに審査員として参加するなど、Oasysエコシステムの成長に貢献しています。
マーケットプレイス「αU market」では、デジタルアート作品などのNFT取引が行われています。また、「αU wallet」は、バックアップ機能やフィルタリング機能により、初めて利用するユーザーも安心してNFTや暗号資産を取り扱えることが特徴のウォレットです。Polygonチェーンに対応したNFTの管理と暗号資産Polygon（MATIC）の送金・入金ができます。
今回の対応により、OasysはKDDIの持つ顧客基盤へのアクセスが可能となり、ブロックチェーンゲームの普及に向けて大きく前進できると考えられます。両社は、KDDIの通信事業社としてのノウハウや強みを活かしたインフラ面での連携、5G通信とAR・MR技術を活用した都市体験の拡張に取り組んできた、新技術と通信の融合に関する知見を活かしたコンテンツ面での連携などを視野に入れ、今後もWeb3領域での取り組みを模索していく意向です。
