WEMADE Co., Ltd.は、2024年3月12日に正式リリースした『Night Crows（ナイトクロウ）』グローバル版が、3日間で累積売上1,000万ドルを突破したと発表しました。
『Night Crows』は、13世紀のヨーロッパを舞台にしたMMORPG。UE5（アンリアル エンジン5）基盤で開発され、リアリティのある戦闘や壮大なストーリー展開が特徴です。韓国版が2023年にリリースされ、今回のグローバル版ではマルチトークノミクスやキャラクターNFT、分散型オムニチェーン・メッセージング・プロトコル「unagi(𝑥)」など、ブロックチェーン技術を取り入れました。
9言語に対応した『Night Crows』グローバル版は、170ヵ国でサービスを提供しており、特に台湾、タイ、フィリピン、香港、インドネシア、ブラジルの市場で顕著な成果が記録されました。同時接続者数は23万人を超え、さらに増加中です。WEMADEは利用者の増加に合わせて、サーバーを徐々に増設しており、正式リリース時の24台から現在は54台まで増やしています。
リリース当日からの売上推移は、WEMADEが2000年に設立されて以来、提供してきたゲームの中での最高額で推移しています。2021年8月に正式リリースされた『Mir4 Global』の同時期実績と比較しても、売上は10倍に到達。3月15日時点でも、サービス初日からの売上水準を維持しています。
WEMADEが提供する「SSS（Streamer Supporting System）」も『Night Crows』グローバル版の成功に貢献しています。SSSは、利用者とストリーマー、ストリーマー・サポーターから構成されるプログラムで、ゲーム収益の一部を支援金として循環させる仕組みです。
『Night Crows』のために600人以上のストリーマーが活動を開始し、利用者の増加をさらに促しています。WEMADEは、SSSストリーマーの募集を続けており、今後も同社の記録を塗り替える勢いが続きそうです。
