BCG株式会社は、福祉施設向けブロックチェーンゲーム貸与サービス「RevelApp」に新規ゲームタイトルを導入すると発表しました。今回導入されるのは『江戸前モンスターズ』『BountyKinds』『NEO NFT PROJECT』の3タイトルです。
RevelAppは、株式会社WAVE3とBCG社が共同開発を進める福祉施設向けのブロックチェーンゲーム貸与サービスです。新規タイトル導入により、サービスのラインナップが大幅に拡充されることになります。
『江戸前モンスターズ』は、株式会社フライペンギンが開発・運営するRPG×ハクスラ×寿司販売シミュレーションをコンセプトに掲げるゲームです。荒廃した現代の東京とファンタジーが融合した世界観が特徴で、プレイヤーはユニークなキャラクターと共に冒険に挑みます。定期的な通所や体調管理、目標達成の意識向上といった就労に向けた基礎能力の向上に、RPG要素を活かします。
『BountyKinds』は、Bountykinds Solutions,inc.が開発するWeb3プロジェクトです。プレイヤーはゲーム世界の構築に貢献する複数の方法で収入を得ることができ、ゲームプレイや戦略がより奥深いものになります。現在はβテスト版を公開しており、教育・福祉など様々な分野において、RevelAppとの協力体制を整える計画です。
『NEO NFT PROJECT』は、株式会社モーターガレージが運営するNFTを活用したモータースポーツゲームです。NFTを所有することで参加でき、優勝すると人気NFTがもらえる新しい形式のモータースポーツとなっています。運動性や認知向上への活用を見込んでいるほか、RevleAppにおける工賃作業の創出でも連携を図る予定です。
今回の新規タイトル導入により、RevelAppはより多様なゲーム体験を福祉施設の利用者に提供できるようになります。WAVE3の近藤貴司代表取締役CEOは、「プロジェクトを福祉的支援の一部として活用させていただくにあたり『どのようにすれば支援の一助になるか？』を徹底的に考え、各ゲームのポテンシャルを最大限発揮できるよう、福祉サイドのプロとして最善の環境整備をさせていただく」と述べています。
BCG社とWAVE3は、今後もWeb3技術を活用した福祉サービスの開発と提供を続け、障害者支援と新技術を融合させながらWeb3の社会実装を推進する方針です。ゲーム業界と福祉業界の垣根を越えた新しい取り組みとして、今後の展開が注目されます。
