株式会社FURAIは、サードウェーブより、J-KISS型新株予約権において資金調達を実施したと発表しました。サードウェーブは、パソコン専門店「ドスパラ」を運営し、ゲーミングPCブランド「GALLERIA」を展開している企業です。
FURAIは2022年9月に創業し、eスポーツ事業を中心に展開してきました。今回の資金調達により、Web3に特化したeスポーツチーム「FR」の運営強化やWeb3ゲームに関する動画メディアの構築など、Web3領域における新たなビジネスモデルの構築を目指します。
「FR」チームは、2024年にWeb3ゲーム初のモバイルFPS『Matr1x Fire』で日韓1位に輝き、香港で開催された世界大会では3位に入賞。大会の視聴回数は180万回を超えるなど、注目を集めています。
FURAIは、Web3技術を活用した自社IPの開発や、Web3ゲームのユーザー層を拡大するためのプラットフォーム開発にも投資していく予定です。同社は、ゲームで稼ぐ体験を通じて、eスポーツにおけるWeb3ゲーム領域の認知拡大を図る考えです。
サードウェーブ代表取締役会長の尾崎健介氏は「私たちは日本発のWeb3 eスポーツという新たな市場の可能性を最大限に引き出すことを目指しています」とコメントしました。
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FURAIの代表取締役社長鈴木悠峰氏は「Web3ゲームを通じることで、お金の問題でeスポーツで活動することを諦めていた人たちが、eスポーツに打ち込める機会も増えていくのではないかと考えています」と述べ、事業の加速に意欲を示しました。
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今回の資金調達を通じて、FURAIはWeb3時代のeスポーツに新たな可能性を切り開くべく、さらなる挑戦を続けていく方針です。