Metap Inc.は、ブロックチェーンゲーム『元素騎士オンライン』において、新たなスカラーシップ制度を導入すると2月20日に発表しました。
『元素騎士オンライン』は、メタバース空間で繰り広げられる多人数参加型ロールプレイングゲーム(MMORPG)です。
新制度は、従来のスカラーシップが抱えていた課題を解決し、より公平で持続可能なシステムを目指す仕組みとなっています。主な特徴として、完全自動化されたエスクロー方式の採用、ローテーション型レンタルシステム、そしてプレイヤーに負担をかけない成果徴収ゼロの仕組みが挙げられます。
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新スカラーシップでは、NFTオーナーはスカラーシップ専用NFTをステーキングするだけで、自動的にゲーム内のスカラー(プレイヤー)にNFTが選ばれ利用される仕組みになっています。これにより、NFTの貸し出しから返却までの一連のプロセスが自動化され、トラブルを防ぐことができます。
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また、一定時間ごとにステーキングされたNFTが公平にレンタルされるローテーション方式を採用。利用した後は自動返却されるため、常に最適なNFT運用が可能になります。
さらに、プレイヤーが得た報酬をオーナーに分配する従来の徴収モデルを廃止。これにより、スカラーは労働的なプレッシャーを感じることなく、純粋にゲームを楽しむことができます。
新制度は2024年12月から試験導入されており、2025年2月20日より本格的に開始されます。スカラーシップ用NFTはOTC取引によって販売されていますが、今後一般販売向けNFTをステーキングするためのDapps準備が整い次第、改めて発表と一般販売が行われる予定です。
Metap Inc.は、持続可能な経済圏の構築を目指して今後も様々なアップデートを行う方針とのことで、さらなる機能拡充の動向も注目されます。