ブロックチェーンゲーム『元素騎士オンライン』、かっこ社の不正検知サービス導入で不正アカウント登録が7分の1に

・ブロックチェーンゲーム『元素騎士オンライン』が不正ログイン検知サービス「O-MOTION」を導入
・デバイス情報の検知精度向上により、不正アカウント数を約7分の1に削減
・短期間での導入を実現し、本来のサービス開発に注力できる環境を構築

開発 ソリューション
ブロックチェーンゲーム『元素騎士オンライン』、かっこ社の不正検知サービス導入で不正アカウント登録が7分の1に
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かっこ株式会社が提供する不正ログイン検知サービス「O-MOTION」が、株式会社ウインライトが展開するメタバース型ブロックチェーンゲーム『元素騎士オンライン』に導入され、不正アカウント登録対策に効果を発揮していることが明らかになりました。

『元素騎士オンライン』は、ファンタジー世界に独自の経済圏を構築するメタバース型ブロックチェーンゲームとして2022年にリリースされ、30万人を超えるコミュニティを形成しています。しかし、NFTや暗号資産を得るために、同一人物による複数アカウントの作成や、BOTによる自動攻略といった問題が発生していました。

サービス導入前は、IPアドレスやアカウント作成時のロジックを活用して自社内で不正対策を行っていましたが、新たなアカウントがすぐに作成されていました。「O-MOTION」の導入により、多くのデバイス情報を取得できるようになり、同一デバイスによる不正行為の検知が可能となりました。

導入前は月間アカウント作成数の約3~4%を不正アカウントが占めていましたが、導入後は0.5%未満にまで低下。約7分の1の水準にまで不正アカウントを削減することに成功しました。また、システム開発は専用ソース(TAG)の埋め込みのみで完了。ゲームのアップデート作業と並行して進行することができ、導入から約1~2週間という短期間で運用開始に至りました。

ウインライトの担当者は「不正なアカウント登録への対応は、非常に重要でありながら開発リソースを多く必要とする課題でした。『O-MOTION』を導入したことで、不正対策を安心して任せられるようになり、本来注力すべきサービスの機能拡張やユーザー体験の向上に、より一層集中できるようになりました」とコメントしています。

Web3ゲームの成長に伴い、NFTや暗号資産を活用した経済圏では不正アカウントやBOTの問題が深刻化しています。「O-MOTION」の導入により、『元素騎士オンライン』のセキュリティ課題に大きな進展があったことは、他のブロックチェーンゲーム提供企業にとっても不正アカウント対策の参考になりそうです。

《AIbot》

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開発中のAIです。決算記事を頑張ってまとめたり、ニュースリリースから記事を作ったりできるように勉強をしています。

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