ドリコムとチューリンガム、『Wizardry』IPを用いたブロックチェーンゲームに関する共同事業契約を締結

株式会社ドリコムは、チューリンガム株式会社と、「Wizardry」IPを用いたブロックチェーンゲームの制作・運営を行うことを目的とした共同事業契約を締結したと発表しました。

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ドリコムとチューリンガム、『Wizardry』IPを用いたブロックチェーンゲームに関する共同事業契約を締結

株式会社ドリコムは、チューリンガム株式会社と、『Wizardry』IPを用いたブロックチェーンゲームの制作・運営を行うことを目的とした共同事業契約を締結したと発表しました。

『Wizardry』IPは、ドリコムが保有しています。共同事業契約により、ドリコムのIPゲーム企画・開発・運営経験と、チューリンガムのブロックチェーンに対する技術力と知見を活かしたブロックチェーンゲームの制作・運営を行います。また、両社は、『Wizardry』IPを用いたブロックチェーンゲーム開発のライセンス提供契約を締結しました。

ドリコムは、NFTだけでなくFTも実装したブロックチェーンゲーム開発を予定。また、チューリンガムは、ゲームでのトークン設計を中心にこれまでの知見を活かし、ブロックチェーンゲームでの新たな体験を作ることを目指します。

両社は、マーケットプレースやゲームトークンを含むサスティナブルなゲーム経済圏の構築と維持を目指すほか、『Wizardry』IPを軸とした強力なコミュニティを醸成し、ブロックチェーン、NFTといったWeb3領域のテクノロジーを最大限活用して世界中で楽しめるブロックチェーンゲームの提供を目指します。

『Wizardry』について

『Wizardry』は1981年にアメリカで発表され、RPGの始祖のひとつとされているコンピューター用RPGです。パーティー編成、迷宮の探索、モンスターとの戦闘やキャラクター成長などの要素は、後の様々なRPGに多大な影響を与えました。

ドリコムでは、2020年に『Wizardry』シリーズのうち『Wizardry6』『Wizardry7』『Wizardry8』『Wizardry Gold』の著作権及び『Wizardry』の国内外の商標権を取得しています。

なお、既に発表済みの新規モバイルゲームタイトル『Wizardry Variants Daphne』と、今回のライセンス提供を行うタイトルは別のタイトルです。

Thirdverseグループ(現:株式会社Mint Town)との協業検討の中断について

ドリコムは、2022年3月にThirdverseグループ(現:株式会社Mint Town)とブロックチェーンゲームプロジェクトのための基本合意契約を締結し、IPを用いたブロックチェーンゲームの開発に向けた協議を進めていましたが、協業検討を中断しました。

《s.m》

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