株式会社Japan Media Artsは、新作ブロックチェーンゲーム『Elysium's Edge』の開発を始めたことを発表しました。企画運営をJapan Media Artsが行い、株式会社フロンティアワークスがイラスト制作を、KINGSYSTEM PTE. LTDがNFTパブリッシングを、株式会社ヴァンガードが開発協力をそれぞれ担当します。
『Elysium's Edge』は、くしまちみなと氏の原作小説を基に、シェアワールド方式で複数の作者が世界を創造していく次世代ファンタジーゲームです。プレイヤーは種族や職業を選択し、古代超帝国の遺物や遺宝を巡る冒険を楽しむことができます。さらに、リアルクリエーターたちが独自の世界観を持ち込み、新たな物語や社会、経済を創出することが本タイトルの特徴です。ゲームオフの状態でも環境変化が生じるリアルタイムの時間軸が存在し、プレイヤーは自分以外の参加者とも交流できます。
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開発リーダーの雑賀寛氏は、大型オンラインゲームのプロデューサーとして豊富な経験を持つ人物。『Elysium's Edge』について、ゲーム内に自治環境や経済環境を整備することで、あらゆるプレイヤーが楽しめる環境を提供すると明かしています。また、運営には「DAO方式」の導入を検討しているとのことで、分散型自立組織(DAO)による共有資源の管理や意思決定が行われるようになる見込みです。
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『Elysium's Edge』内の資産はNFTとして管理され、DAO方式により自然発生的にP2E(Play to Earn)環境も実現。ゲーム内での経済活動をリアル社会へとつなげられるため、ドネーションや新しい取り組みへの投資など、ゲームを通じた貢献が期待されます。
新感覚のプロジェクト『Elysium's Edge』の情報は、ティザーサイトや公式SNSを通じて順次公開される予定です。共有ヴァーチャル世界での創造という、野心的なプロジェクトに注目が集まっています。