株式会社Japan Media Artsは、開発中の放置系ブロックチェーンゲーム『ELYSIUM’S EDGE(エリジウムズエッジ)』を通じて、アジアの子どもたちの支援を目的とした「エリクリ アジア・ソーシャルアクション」を推進するため、KITカンボジア(Kirirom Institute of Technology)を運営するKIT Management Co.,Ltd.および特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会との間で基本合意を締結したことを発表しました。
KITカンボジアは、キリロム国立公園内に位置する工科大学で、ソフトウェアエンジニアリング、観光経営、計画デザインの3つの専攻を提供しています。同大学は、実践的な教育と革新的な学習環境を通じて、AI時代に国際的に活躍できるリーダーの育成を目指しています。今回の合意により、貧困層の子どもたちが質の高い教育を受けられるような取り組みが強化される見込みです。学生とともに、『ELYSIUM’S EDGE』の開発を進める試みも検討されています。
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一方、シャプラニール=市民による海外協力の会は、子どもの支援や災害に強い地域づくり、社会的孤立の防止、市民同士のつながりを促進する活動を行っているNPOです。バングラデシュでは、家事使用人として働く少女たちを支援し、教育や保健衛生、技術研修などを提供しています。今回の合意により、ブロックチェーンゲームの特性を活かした支援が可能になると期待を示しています。
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P2E4Sモデル
『ELYSIUM’S EDGE』では、プレイヤーがゲームを通じて稼ぐ「Play to Earn」の概念に加え、社会貢献を目的とした「Play to Earn for Social」(P2E4S)モデルを推進します。本モデルでは、ゲーム内で販売される「Donate NFT」の売上の大部分が寄付に使用されます。基金の一部が、DAOを通じてシャプラニールの活動への寄付となり、デジタルエンターテインメントを通じたSDGs活動が展開される予定です。
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Japan Media Artsは、今後も支援団体や教育機関との連携を進め、アジアの貧困層の子どもたちを支援できるプラットフォームを目指す方針です。今回の合意は、同社の社会貢献への取り組みをさらに強化するものとなります。