メタバース「XANA」は、株式会社手塚プロダクションおよび株式会社JTBと株式会社ジェーシービーの合弁会社である株式会社J&J事業創造と共同で、「XANA」上のWeb3.0トレカゲーム『NFTDUEL』において使用される新たなNFTシリーズを発表しました。本プロジェクトは、地方創生をテーマに「遊びながら学べる」ゲームNFTシリーズであり、第4弾として愛媛県とのタイアップが決定しました。
『NFTDUEL』は「ULTRAMAN」「鉄腕アトム」「CryptoNinja」などの世界的なキャラクターIPが集まるWeb3.0トレーディングカードゲームです。ユーザーはカードを集め、戦略性溢れるデッキを構築し、リーグを勝ち上がり最高のデュエリストを目指します。また、トレカ売買やリーグ戦などで実際の収益を得ることも可能です。
今回の連携では、愛媛県内の観光地や観光資源と「鉄腕アトム」がコラボレーションしたご当地NFTトレーディングカードを、XANAのメタバース対応型NFTマーケットプレイス「XANA NFT」で9月中旬に販売する予定です。愛媛県の自然や文化体験など、豊かな地域資源を活かした観光コンテンツと新技術を活用し、新たなインバウンド向け観光プロモーションを推進していきます。
本プロジェクトは、手塚プロが持つ世界的なマンガ・アニメコンテンツ、J&J事業創造の地域活性化ノウハウ、そしてXANAのNFTブロックチェーン技術とメタバース、Web3.0ゲーム技術を結集させたものです。地域経済支援を目的とした地方創生を目指し、メタバースにおけるWeb3.0ゲームで使用できるNFTを世界に向けて発信します。
ユーザーは、日本各地の魅力や文化が詰まったNFTを資産として所持し、ゲームで遊ぶことや売買で収益を得ることを楽しめます。本プロジェクトは、日本ならではの新たなIPを創生し、国内外の新しい層に日本各地の魅力を再発見してもらうことを通じてアフターコロナのインバウンド需要の再拡大を促進するものです。さらに、売上の一部を観光振興を通じた地域活性化のために寄付するという、新たな地域支援の形を実現します。
本件のほかにも、2024年7月末には、旅行会社HISとGame-Fiアプリ『SNPIT』のコラボレーションが発表されるなど、観光・旅行分野とWeb3ゲームを連携させた取り組みが活性化しています。世界的な知名度を誇る「鉄腕アトム」を活用したゲームで遊べるNFTプロジェクトは、観光や地域活性化にどれだけ影響を与えられるのか、今後が注視されます。