Animoca Brands株式会社は、Web3.0型メタバース「XANA」を提供するXANA LLCと戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。提携により、人気格闘技イベントBreakingDownとコラボレーションしたWeb3ゲーム『XANA BreakingDown (仮)』をグローバルに展開する計画です。
Animoca Brands Japanは、Animoca Brands Corporationの戦略的子会社として、日本と海外を繋ぐゲートウェイの役割を担い、Web3のマスアダプションを加速させることを目指しています。今回の取り組みでは、Animoca Brandsが持つ540社以上のポートフォリオ企業ネットワークと、これまでの事業で培ってきたノウハウを活かし、『XANA BreakingDown』のグローバルマーケティングを支援していきます。
XANAは、Web3.0、AI、メタバースを統合した次世代型エンターテインメント×フィンテックプラットフォームです。誰でも簡単にアバターや空間、ゲームを創り、現実世界と紐付けた資産を売買することができるサービスを提供しています。
BreakingDownは、様々な格闘技のバックボーンを持つ選手が「1対1ラウンド」で勝敗を決める総合格闘技エンターテインメントです。YouTuberの朝倉未来氏が2021年に立ち上げ、多くのファンを獲得しました。
『XANA BreakingDown (仮)』は、実際の試合の興奮とWeb3ゲームを融合させた新ジャンルのゲームとして、2025年内に提供を開始する予定です。現在は、XANA x BreakingDownアバターNFTを保有している方のみがクローズドアルファ版のプレイが可能となっています。
BreakingDown COO / XANA JAPAN CEOの溝口勇児氏は「Animoca Brands様との強力なパートナーシップは、格闘技の楽しさとWeb3の可能性を広げるきっかけとなり、BreakingDownのグローバル展開をさらに加速させることを確信しています」とコメントしています。
Animoca Brands Japan 副社長COOの天羽健介氏も「日本最大級の格闘技イベント『BreakingDown』Web3×グローバル展開をサポートできることを嬉しく思います」と述べ、BreakingDownのコンテンツがWeb3のマスアダプションを加速させる可能性に期待を寄せています。
Animoca Brands JapanとXANAの提携により、日本発の人気格闘技コンテンツがWeb3技術と融合し、グローバル市場へ展開される新たな可能性が開かれました。今後の『XANA BreakingDown』の展開と、Web3ゲーム市場への影響が注目されます。