Animoca Brandsの戦略的子会社であるAnimoca Brands株式会社（以下、Animoca Brands Japan）とゲーム特化型ブロックチェーンOasysは、パートナーシップを締結しました。
提携に基づき、Animoca Brands JapanはOasysブロックチェーンの新たなバリデータとして参画。Oasysは、Animoca Brandsの中華圏における強力な存在感を活用し、中国本土を中心としたグローバル市場でのユーザー獲得を図ります。さらに、Animoca Brands JapanはOasysに直接投資を行いました。
Oasysは、ゲームに最適化されたブロックチェーンであり、拡張性のあるLayer1のHub-LayerとVerseと呼ばれるLayer2を提供し、効率的で安全かつ手数料無料のゲーム体験を提供しています。セガやUbisoft、Yield Guild Gamesなどの支援を受け、開発者がブロックチェーンベースのゲームを迅速かつ容易に構築できる環境を構築してきました。
一方、Animoca Brands Japanは、日本と世界のゲートウェイの役割を担い、Web3ドメインにおける日本の知的財産やコンテンツのグローバル展開と、海外プロジェクトの日本での事業展開をサポートしています。香港に拠点を置くAnimoca Brandsは、オープンなメタバースの確立に貢献してきました。
Oasys Representative Directorの松原亮氏は、「Animoca Brandsの中華圏での強力なプレゼンスは、Oasysがグローバル市場でさらなる成長を遂げる上で非常に貴重なものとなります」とコメントしています。Animoca Brands Japan CEOの岩瀬大輔氏は、「Web3のマスアダプションにおいて、ゲームは非常に重要な役割を担うと考えており、ゲームに特化したパブリックチェーンを構築するOasysの活動を支援することを通じて、それを加速していけると考えています」と述べています。
今回の提携により、OasysはAnimoca Brandsのプレゼンスと、同社が保有するポートフォリオおよびパートナーシップネットワークを活用し、新規ユーザーのオンボードを促進します。OasysとAnimoca Brandsは、世界中のゲーム開発者とユーザーに向けてエコシステムの発展に取り組んでいく方針です。業界をリードする両者の提携により、ブロックチェーンゲーム市場の活性化が期待されます。
