DMM Cryptoは、フランスのゲーム会社Cross The Agesが開発した2つのブロックチェーンゲーム『Cross The Ages: TCG』と『Arise』を、2025年に日本市場で展開すると発表しました。2タイトルは、DMM Cryptoのweb3プロジェクト「Seamoon Protocol」を通じて提供される予定です。
『Cross The Ages: TCG』は、NFTカードを使用する戦略的トレーディングカードゲームです。プレイヤーはカードを収集し、他のプレイヤーとトレードしながら戦闘力を高めます。PCとスマートフォンの両方に対応しており、無料でプレイ可能です。独自の暗号通貨CTAも発行されており、ゲーム内で使用できるポイントシステムも存在します。2023年の世界大会では、日本人プレイヤーが優勝を収めました。
一方、『Arise』はアクションRPG体験を提供するゲームで、ダンジョン探索や神話上の生物との戦闘を楽しめます。シングルプレイと協力プレイに対応し、ブロックチェーンゲームでありながらNFTや暗号資産を活用しないプレイも可能です。2025年第1四半期に公開テストを行う予定です。
Cross The Agesは、UbisoftやSQUARE ENIXなど業界大手とパートナーシップを結んでおり、デジタルと現実世界の両方で楽しめるエンターテインメント体験の創出を目指しています。2025年の正式サービス開始に向けて、両ゲームの日本語対応や日本市場向けのカスタマイズなど、準備が進められることでしょう。GameFi分野で先行する海外タイトルの日本展開は、国内のブロックチェーンゲーム市場に新たな刺激をもたらすことが期待されます。