FUNTASM ENTERTAINMENT INC.は、CryptoGames株式会社とパートナーシップを締結し、オンラインクレーンゲーム『BOUNTY HUNTERS』を、DMM Cryptoが構築するOasys L2独自チェーンからOasys L2「TCG Verse」へ移行することを決定しました。今回の移行は、DMM CryptoのWeb3事業撤退を受けての判断となります。
『BOUNTY HUNTERS』は、スマートフォンで現実のクレーンゲームを遠隔操作し、暗号通貨を獲得するチャンスが得られるユニークなゲームです。CryptoGamesとの連携により、クレーンゲームの景品に人気トレーディングカードなど現物資産をトークン化したRWA(リアルワールドアセット)などをラインアップし、ユーザー体験価値の向上を図ります。
本タイトルは、40種以上のユニークなハンターNFTをレベルアップし、戦略的な戦術で対戦相手のゲームプレイを妨害しながら、対戦するシステムです。国内の有名アニメシリーズの限定デジタルフィギュアなど、様々なデジタル報酬を提供しています。
一方、TCG Verseは、「カードが資産になる世界」を目指すOasysのVerse Layerです。ユーザーはガス代無料、かつ高速でブロックチェーンゲームをプレイできます。
FUNTASM ENTERTAINMENTのCEOであるKensaku Nakata氏は、DMM CryptoのWeb3事業撤退を受けて複数の企業と話し合ったことを明かし、「TGC Verseが今後手がける『トレカ×RWA』の取り組みは我々のクレーンゲームと親和性と爆発的なムーブメントをつくれる可能性を感じた」と移行先に決定した理由を述べました。
CryptoGamesの代表取締役小澤孝太氏は、2023年12月に『BOUNTY HUNTERS』に出資していたことについて「『オンラインクレーンゲーム × デジタルプライズ』という新たなゲーム体験の可能性に共感した」と振り返り、「今後は、BOUNTY HUNTERSとのシナジーを活かし、日本のIPを世界に発信していく」とグローバル展開への意欲を示しました。
ブロックチェーン技術を活用したゲームの発展が進む中、『BOUNTY HUNTERS』のTCG Verse移行は、ユーザーにとってより快適なゲーム環境の提供につながることが期待され、今後の展開に注目が集まります。