ブロックチェーンゲームを開発するCryptoGames株式会社は、CVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)事業として「CG Ventures」を新たに立ち上げたことを発表しました。
同社はこれまで、事業シナジーが見込まれるWeb3領域を中心に17社への出資を行ってきました。今後はトレーディングカード(トレカ)領域への投資も視野に入れていくとのことです。CG Venturesの投資対象は、アーリー期からシード期のスタートアップが中心で、投資方法は株式への投資となります。
CryptoGamesは2018年4月に設立され、2019年6月に正式リリースした『クリプトスペルズ』はクラウドセールの売上が900ETHと当時日本最高記録を達成しました。2022年にはガス代無料のOasys Verse layer「TCG Verse」をローンチし、「TCG STORE」「OasChoice」などのサービスを展開しています。
現在のポートフォリオには、株式会社MOCHIRON、Komlock lab株式会社、BOBG PTE. LTD.、GUILD株式会社、YGGJapan、株式会社CHAINSODA、株式会社HEALTHREE、株式会社Pacific Meta、株式会社あるやうむ、株式会社Automagica、Arriba Studio、FUNTASM ENTERTAINMENT Inc.、Zcoin、LOCK ON、MCHなどが含まれています。

CryptoGamesのCVC事業立ち上げは、Web3とトレーディングカード市場の成長を加速させる重要な動きです。新興企業への投資を強化し、資金とともにノウハウを提供することで、エコシステムの発展を促すでしょう。