博報堂キースリーは、beyondClubと共同で、東急が運営する「SHIBUYA Q DAO(SQD)」の1周年を記念した体験型NFTゲーム『SHIBUYA CHECKIN POKER』の実装をサポートしたことを明らかにしました。このゲームは、2024年11月22日から12月22日までの期間に渋谷の街を舞台に展開され、リアルとデジタル融合させた新しいエンターテインメント体験を提供します。
『SHIBUYA CHECKIN POKER』は、渋谷の様々なスポットでチェックインすることでトランプNFTを取得し、それを集めてポーカーの役を作るというエンターテインメントです。参加者は、リアルな渋谷の街を歩きながら、デジタルな要素であるNFTを収集するという、斬新な遊び方を楽しむことができます。
本ゲームの特徴は、Web3に不慣れな人でも気軽に参加できる点です。XやGoogleアカウントを使ってログインするだけで参加でき、従来のNFT関連サービスで課題となっていたウォレット開設などの煩雑な手続きが不要です。これにより、幅広い層のユーザーがNFTの取得や活用を体験できる機会を提供しています。
また、『SHIBUYA CHECKIN POKER』は単なる遊びにとどまらず、渋谷の街の魅力発信と回遊性向上も目指すものです。参加者がチェックインする際にSNSで投稿することを促すことで、ユーザー参加型の情報発信を実現。さらに、分散型SNS「Farcaster」上でNFTロイヤルティプログラムを展開するbeyondClubのサービス「Checkin」を活用し、情報拡散の効果を高めています。
ゲームのチェックインポイントは、渋谷区内の約15ヶ所に設置。参加費は無料で、SHIBUYA Q DAOの会員以外も参加可能です。上位入賞者には、セルリアンタワー東急ホテルの宿泊券やAmazonギフトカードなどの豪華賞品が用意されています。
今回の『SHIBUYA CHECKIN POKER』の取り組みは、従来のNFTやWeb3の枠を超えた、新しい都市型エンターテインメントの形を提示するものです。渋谷の街全体をゲームの舞台とすることで、参加者に新たな街の楽しみ方を提供すると同時に、地域活性化にも寄与することが期待されています。今後、このようなNFTゲームを活用する実験的な取り組みがさらに進化し、都市におけるデジタル体験の新たな可能性を切り開いていくことが注目されます。