株式会社enishは、GeekOut PTE. LTD.と共同で開発し、配信中のブロックチェーンゲーム『De:Lithe Last Memories(ディライズ ラストメモリーズ)』が、ゲーム特化型ブロックチェーン「Ronin」に対応することを発表しました。
『De:Lithe Last Memories』は、ローグライトRPGの要素を取り入れたブロックチェーンゲームです。2024年8月15日の全世界配信開始以来、App StoreとGoogle Playのゲームカテゴリで1位を獲得し、ダウンロード数は50万以上を記録しています。
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現在、本タイトルは日本発のゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」のセカンドレイヤーに構築された独自の「GEEK Verse」上の暗号資産に対応しています。今回の対応により、Roninチェーン上の暗号資産にも対応することで、Web3ゲームユーザーが最も多いメジャーなプラットフォームからの新規プレイヤー獲得を目指します。
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Roninは、Sky Mavisが開発する世界最大級のゲームチェーンです。Ronin対応に伴い、新たなトークン「rGEEK」と新たなNFT「rNFT」を発行する予定です。また、NFTアップグレードとrNFTの生成機能の導入も計画されており、ゲーム内のトークノミクス全体の拡張が図られます。
今後のスケジュールとして、2025年2月から3月にかけてRoninチェーンにおける初回限定のNFTドールとNFTランドのセールが検討されています。4月以降には、ゲーム内でこれらの暗号資産のインポートや新トークンのTGE(Token Generation Event)が予定されています。
『De:Lithe Last Memories』のRonin対応は、日本発のブロックチェーンゲームが世界市場へ本格的に進出する重要な一歩となりそうです。ゲーム業界におけるブロックチェーン活用の動向に、今後も注目が集まりそうです。