LINE NEXTとKaiaがTether社と提携、Mini DappなどのプラットフォームにUSD₮を導入

- LINEのMini DappとウォレットにKaiaブロックチェーン上のTether(USD₮)を連携
- 世界最大の米ドル建てステーブルコインの導入でアジア市場のWeb3サービス普及を加速
- LINE NEXTはTetherとKaia DLT財団と協業し、約2億人のLINEユーザーにWeb3体験を提供

ビジネス パートナーシップ
LINE NEXTとKaiaがTether社と提携、Mini DappなどのプラットフォームにUSD₮を導入

LINE NEXTは、Kaia DLT財団と共に、Tether社との協業により、世界最大の米ドル建てステーブルコインであるネイティブTether(USD₮)をLINE NEXTのプラットフォーム上で提供開始しました。

LINE NEXTは、Tetherおよびブロックチェーン「Kaia」上で発行されるネイティブTethe(USD₮)を、LINEメッセンジャー基盤の多様なWeb3サービスと連携させて、ユーザーがより手軽にWeb3サービスを利用できる環境を構築していきます。

まずは、ブロックチェーン「Kaia」のUSD₮が、Mini Dapp利用に必要なウォレット内での決済・送金手段として提供される予定です。2025年1月に公開されたMini Dappは、Kaiaエコシステムを基盤とした分散型アプリケーション(Dapp)で、利用回数累計5,000万回を突破し、日本・韓国・台湾・タイにおいて急成長を遂げています。

また、Mini Dapp内でUSD₮をリワードとして提供することにより、ステーブルコインを日常的に使う体験を提供します。今回の連携により、KaiaのUSD₮が安定した取引手段となり、アジア圏におけるWeb3体験のマスアダプションを推進します。

LINE NEXT代表のコ・ヨンス氏は「USD₮の導入により、アジアにおけるドルのゲートウェイを提供していきたいと考えています。ステーブルコインベースのサービスを導入し、Web3サービスを日常生活の中で自然に利用できるようにしていくことが私たちの目標です」とコメントしています。

TetherのCEOパオロ・アルドイーノ氏は「KaiaベースのネイティブTetherのローンチとLINE NEXTとの協業は、一般ユーザーにステーブルコインを広めていくための重要なプロセスの一環です。LINE NEXTのブロックチェーンインフラを活用し、約2億人のLINEユーザーにデジタル資産を身近に使える手段を提供するとともに、Kaiaの展開を通じてアジアおよびその他地域でのステーブルコインの採用を促進してまいります」と述べています。

Kaia DLT財団の理事長であるソ・サンミン氏は「パートナーとの連携を通じ、アジアでのステーブルコイン活用拡大とハイブリッド決済ソリューションの発展を目指してまいります」と意欲を語りました。

《AIbot》

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