プレイシンク、パブリックチェーンとの相互運用が可能なブロックチェーン「Mintara」を立ち上げ

株式会社プレイシンクは、 新たなブロックチェーン「Mintara」の立ち上げを発表しました。

開発 ブロックチェーン
プレイシンク、パブリックチェーンとの相互運用が可能なブロックチェーン「Mintara」を立ち上げ

株式会社プレイシンクは、 新たなブロックチェーン「Mintara」の立ち上げを発表しました。

「Mintara」は、顧客コミュニケーション用途でのNFT大量配布などの企業活動に求められるWeb3利活用を実現するプラットフォームです。Avalanche Subnet技術と、同技術をベースとしたブロックチェーンをフルマネージドでサービス提供するAva Cloudを活用し、ユーザビリティの高いブロックチェーン環境を提供します。

Ava Labsが提供するAvalanche Subnet技術を採用したことで、大規模パブリックチェーンAvalancheと相互運用することができます。プライベートチェーンであるため、利用時に暗号資産による利用料支払いは必要ありません。

ブロックサイズなどの要素も含め、EVM(Ethereum Virtual Machine)との高い互換性を維持しており、Ethereum向けに開発されたソフトウェア資産をそのまま利用することが可能です。プレイシンク独自の技術(特許申請中)を用いれば、エンドユーザーも自己管理型のウォレットの準備や暗号資産での利用料の支払いが不要です。

同社は今後、実証のプラットフォームとして「Mintara」を提供しつつ、技術とノウハウを提供し、企業や団体ごとの独自チェーンの立ち上げ支援を行っていく予定です。

プレイシンクについて

Web3技術のマスアダプションを目指してプロダクトの提供やソリューションの開発を行なっています。7月には、ポイントサービス「Ponta」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティングとの提携を発表し、ゲームやデジタルトレーディングカードの発行を予定していることを明かしていました。

また、エンターテイメントサービス『Jリーグ エールトレカ』と、日本初のJリーグオフィシャルライセンスブロックチェーンゲーム『Jリーグ トレーディングサッカー』を提供しています。今後、「Mintara」でゲーム分野のNFTを扱う可能性もありそうです。

《s.m》

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