CryptoGames株式会社と、株式会社ナナメウエは、バーチャルワールド「Yay!」のWeb3新機能のゲーム開発における技術提携を発表しました。ナナメウエが運営する「Yay!」は、趣味が合う人とつながり、コミュニティ運営やグループ通話をしながら雑談やゲームを楽しむことができるバーチャルワールドです。2020年1月に提供を開始し、800万人以上が利用しています。
今後、「Yay!」を日常的に使用することで、シームレスかつシンプルなゲーム要素を楽しみながらトークンを獲得できるWeb3新機能を提供する予定です。Web3初心者でも、ウォレットの用意やコストの負担なしに利用できる仕組みを構築します。2023年11月8日に公開された「YAYホワイトペーパー v2.2」によれば、利用者はコミュニティに貢献すると、GameFi要素を取り入れた新機能を通じてインセンティブを受け取ることが可能です。このシステムにより、サービス内外でトークンの経済圏が形成されます。
新機能の開発に、ウォレット・暗号資産なしで遊べるブロックチェーンゲーム『CryptoSpells』を運営するCryptoGamesが参画します。技術提携により、両社はそれぞれの知見や資源を最大限に活用し、コミュニティ貢献の価値化と新たな体験の構築を推進します。
CryptoGames代表取締役の小澤 孝太氏は、「Yay!のトークンを活用したコミュニティ経済圏と、若年層へのアプローチを通じたマスアダプションには以前より大きな可能性を感じておりました」と述べ、「初めてweb3に触れる方の入り口となるよう、極力シンプルなゲームを目指して開発しました」と明かしています。
一方、ナナメウエ代表取締役の石濵 嵩博氏は、「品質に関して妥協ない形で柔軟に開発協力いただき、良いものが出来てきています」とコメントしました。ホワイトペーパーにローンチ時期は記載されていませんが、同氏は「一日も早くお披露目できるよう引き続き開発を進めてまいります」と続けており、詳細が発表される日は遠くなさそうです。
