ゲーム特化型ブロックチェーンOasysは、Com2uSグループが参画するブロックチェーンXPLAが開発主体となる「XPLA Verse」の正式ローンチを発表しました。Com2uSグループは、アクションRPG『サマナーズウォー:クロニクル』や『ウォーキング・デッド:オールスターズ』などのゲームを2024年6月より展開する予定です。
Com2uSグループは韓国で初めてモバイルゲーム開発を手掛けた会社として知られ、Web3事業の日本市場進出を加速させるため、Oasysエコシステムに初期バリデーターとして参画していました。Com2uSグループが主導するXPLAは、「Tendermint」ベースのレイヤー1ブロックチェーンです。2023年には、OasysとXPLAが同じ課題感を持つプロジェクトとして、インターオペラビリティの推進に関するハッカソンを開催するなど、関係を深めてきました。Oasys上のレイヤー2である「XPLA Verse」のローンチは、Com2uSグループの人気タイトルをOasysエコシステムに統合し、拡大する第一歩となります。
展開が決定している『サマナーズウォー:クロニクル』は、世界累計ダウンロード数2億2千万を超える『サマナーズウォー:Sky Arena』の世界観をもとにしたゲームで、『ウォーキング・デッド:オールスターズ』は、人気ゾンビシリーズ「ウォーキング・デッド」コミックスを原作とし、月間アクティブユーザー25万人を誇るRPGです。Oasysエコシステムにこれらのタイトルを統合することにより、ユーザーは「XPLA Verse」上にて手数料なしで高速なトランザクションを行うことができるようになります。
また、Com2uSとXPLAは日本国内の規制要件に対応可能なOasysのVerseを活用することにより、コンプライアンスに則りながら、日本市場でのユーザーベースの拡大を図ります。Oasysは今後も大手ゲーム会社との提携を通じて、ブロックチェーンゲームの可能性を広げ、連携しながらエコシステム拡大を進めていく方針です。