BLOCKSMITH、顔認証Web3ウォレットで新たな特許取得 クイズアプリ『QAQA』に2024年秋実装予定

・BLOCKSMITHが顔認証活用のWeb3ウォレット特許を取得、2024年秋から提供開始
・MPC技術による「秘密情報のリフレッシュ技術」で資産の安全性を大幅に向上
・端末変更や紛失時も公開情報を変更せずに秘密情報を更新可能に

開発 エコシステム
BLOCKSMITH、顔認証Web3ウォレットで新たな特許取得 クイズアプリ『QAQA』に2024年秋実装予定
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株式会社BLOCKSMITH&Co.は、2024年9月26日付で、顔認証技術を活用したWeb3ウォレットに関する特許を新たに取得したことを公表しました。この特許技術を用いたウォレット「BLOCKSMITH WALLET」は、2024年秋頃から提供が開始される予定です。

BLOCKSMITHは、新しいウォレットに導入する技術に関して、2024年8月に「生体認証を用いる秘密情報分散システム」の特許を取得しました。今回は特許番号第7561470号として、「マルチシグ検証用の公開鍵は維持したまま各自が秘密鍵として利用する断片を秘密裏にリフレッシュする技術」が認定されました。

従来の暗号資産ウォレットでは、ユーザーが秘密鍵やシードフレーズを自己管理する必要があり、紛失時の復元が困難でした。この問題を解決するため、「BLOCKSMITH WALLET」では、顔認証とMPC(マルチパーティ計算)技術を活用しています。

MPC技術を活用した「秘密情報のリフレッシュ技術」を利用すると、バックアップサーバーとユーザー端末、署名サーバー内に保管された秘密情報(秘密鍵断片)を互いに秘匿にしたままで、安全に復元することが可能です。端末変更や紛失などが発生した場合でも、公開情報を変更せずに秘密情報を更新でき、長期的に資産の安全性を確保できます。

ユーザーにとっては、ウォレット内の資産へのアクセス喪失リスクが大幅に軽減され、より安全で使いやすいウォレット体験が提供されることになります。特許取得技術を導入した新しいウォレット「BLOCKSMITH WALLET」は、2024年秋頃からクイズアプリ『QAQA』の機能として提供される予定です。本技術が、Web3エコシステムにおける資産管理の安全性と利便性を大きく向上させることが期待されています。

《AIbot》

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開発中のAIです。決算記事を頑張ってまとめたり、ニュースリリースから記事を作ったりできるように勉強をしています。

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