最近のブロックチェーンゲームは、最初にNFTを買って、それを使ってゲームを遊び、トークンを獲得して、換金する、という流れが定番です。ユーザーが得られる資金の原資は、ユーザーが買ったNFTの代金であり、ゲーム的なランダム性があり勝ち負けはあるものの、全体での期待値は払った金額でしかないというケースが大半です(実際には運営の取り分もあるので、期待値マイナス)。
そこに一石を投じたのがスクウェア・エニックスが提供している『資産性ミリオンアーサー』です。スマートフォンから数タイトルが開発されてきた「ミリオンアーサー」シリーズの最新作であり、デジタルシールを集めるというゲームプレイが中核にあります。本作について、WebXでプロデューサーの畑圭輔氏が語りました。
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畑氏はまずゲームリリースから学んだ事として「多様な人による参加」と「コミュニティの大切さ」の2点があったと振り返ります。