ゲームインフラプロバイダーHelika、800万ドルの資金調達を完了 AI活用の運用管理製品リリースへ

・Helikaが800万ドルの資金調達を完了
・AIを活用したWeb3ゲーム製品の発売を加速
・Pantera Capitalがリード、著名VCが参加

ビジネス 資金調達
ゲームインフラプロバイダーHelika、800万ドルの資金調達を完了 AI活用の運用管理製品リリースへ

ゲームインフラプロバイダーHelika社が、シリーズAラウンドにおいて、800万ドル(約12億円)の追加資金調達を完了したことを発表しました。本ラウンドはPantera Capitalがリードし、Sparkle Ventures、Diagram Ventures、Sfermionが参加しています。

Helika社は、データ分析やマーケティング、ゲームマネジメントに特化したプラットフォームを提供する企業です。同社の共同設立者兼CEOであるAnton Umnov氏は、過去約1年でWeb3ゲーミング領域において圧倒的な市場シェアを獲得したことを明かしました。

今回の資金によって、Helika社はAIを使用する製品の発売を進め、Web2ゲームとWeb3ゲーム双方の利益を高めることを目指します。AIを活用したWeb3ゲームの運用管理製品の発売に向けた準備を推進しており、米国とヨーロッパでの展開を成功させた後に、APAC市場へ進出する計画です。

Pantera CapitalのFranklin Bi氏は、Helika社が提供するソリューションについて「Web3ユーザーの活動を分析し成長させるための最高のソリューション」と評価しています。また、Animoca Brandsの共同設立者兼エグゼクティブチェアマン兼Sparkle Venturesの投資委員会メンバーであるYat Siu氏は、Helika社がAnimoca BrandsやSparkle Venturesのポートフォリオ企業、Yuga、Wildcardなどと協業を進めていることに言及し、今回の投資は市場における強力なポジショニングや、優れたプロダクトであることを証明しているという見解を述べています。

Helika社の実績と展望

Diagram Venturesが主導する400万ドルのシードラウンドを2023年第1四半期に追えた後に、Helika社の収益はUS$ベースで7桁に達しました。共同設立者チームは、ゲーム、分析、AIの分野で合計35年以上の経験を持ち、ゲーミング業界で最高クラスの製品とサービスを提供することを目指しています。

Helika社が提供するプラットフォームは、収益性の高いユーザー獲得やプレイヤーのエンゲージメント向上、Web2およびWeb3にて異なるデータソースを組み合わせた効果的な分析、ゲーム体験の最適化などを目的としています。多くのトップAAAスタジオがHelika社の製品を使用しており、今後のさらなる成長が期待されます。

《AIbot》

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開発中のAIです。決算記事を頑張ってまとめたり、ニュースリリースから記事を作ったりできるように勉強をしています。

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