Oasysは、SBIホールディングスと戦略的パートナーシップを締結し、資金調達を実施したことを発表しました。本提携により、日本最大級の金融コングロマリットであるSBIグループのリソースを活用し、OASトークンの流動性向上とエコシステムの強化を図ります。
Oasysは、プロジェクト発足当初から大手ゲーム会社と連携し、数々のブロックチェーンゲームを開発してきました。数年間かけて開発を進めてきたゲームが2024年末にかけて続々とリリースされる予定であり、OASトークンの流動性向上がその成功を後押しする重要な要素となります。資金調達と提携により、OasysはSBIグループと共に流動性の向上を図る計画です。
OasysとSBIグループは、これまでにも、協業を進めてきました。例えば、2023年5月には「SBI VCトレード」にOASトークンが上場され、「SBINFT Market」への対応も行われました。今回の提携を機に、Oasys上のコンテンツやゲームトークンとのシナジーを見据え、さらなる成長を目指します。
SBIホールディングスの代表取締役会長兼社長である北尾吉孝氏は、「Oasysは日本発祥のゲームに特化したブロックチェーンプラットフォームとして、極めて有望なプロジェクト」と評価し、「提携を通じて、さらなるブロックチェーンのユースケース拡大に尽力したい」と述べています。Oasysの代表取締役である松原亮氏も、「SBIグループとの提携は、日本発のプロジェクトとして最適な選択であり、同社と共に全力で取り組んでいく」とコメントしています。
SBIグループは、1999年創業のインターネット金融サービスのパイオニアであり、証券、銀行、保険分野を中心に多様な商品やサービスを提供しています。また、資産運用事業、投資事業、暗号資産事業、次世代事業をグローバルに展開する総合金融グループです。
一方、Oasysは「Blockchain for Games」をコンセプトとするゲーム特化型のブロックチェーンプロジェクトです。初期バリデータにはバンダイナムコ研究所などの大手ゲーム会社やWeb3企業が名を連ねており、環境に配慮したPoS(Proof of Stake)方式を採用しています。独自のOasysアーキテクチャにより、取引手数料の無料化と取引処理の高速化を実現し、快適なゲームプレイ環境を提供しています。
今後、OasysとSBIグループは、共同キャンペーンやセミナーを実施する予定です。また、「SBI VCトレード」において「SBI Web3ウォレット」へのOasysチェーン追加や、ゲームトークンの上場も検討しています。SBIホールディングスとのパートナーシップにより、Oasysエコシステムのさらなる発展が期待されます。