株式会社博報堂キースリーとtreavry株式会社は、web3のキラーアプリを創出するための開発金支援プログラム「WaveHack Global」を4月から8月末にかけて開催することを発表しました。
「WaveHack Global」は、グローバルweb3マーケットを対象とした約半年間の開発支援金プログラムです。参加チームはレイヤー1/2のインフラプロジェクトが設定したテーマから選択し、プロダクトを開発。プロジェクトやコミュニティ代表者からの投票により評価され、開発支援金を獲得できます。2週間ごとの「Wave」と呼ばれるサイクルで評価が行われ、提出物のアップデートを通じて継続的に支援金を得ることが可能です。合計で30プロジェクトから、50万ドル以上の開発支援金が分配される予定です。
米国でビットコインETFが承認されるなど、ブロックチェーンや暗号資産への注目が高まり、実用的なアプリケーションの需要が増しています。日本では今夏、グローバル規模の大型web3カンファレンスが複数開催される予定であり、この機会に日本がブロックチェーンのマスアダプションをリードすることを目指しています。
「WaveHack Global」は、公式サイトで「AI Track」「Game+Social Track」などのトラックを公開しており、ゲーム分野でも新たな動きがありそうです。本プログラムにより、国内のweb3分野でのイノベーションが促進され、Web3の普及と発展に向けて前進することが期待されます。
キックオフイベント
4月中旬には参加者とパートナーによるキックオフイベントを計画しており、詳細と合わせて招待の連絡を入れる予定です。博報堂キースリーは、詳細確認後のプログラム参加や成果物の提出は任意であるとし、気軽なエントリーを呼び掛けています。興味を持った開発者やチームは、公式サイトからエントリーが可能です。
「WaveHack Global」のパートナー
開発支援金パートナーとしては、複数のレイヤー1/2チェーンを含むインフラプロジェクトが参画。パートナーの発表は、3月末となる予定です。デモデイパートナーとしては、IVS CryptoおよびWebXとの連携が予定されており、デモピッチ会場を提供します。
国内エンタープライズスポンサーとして、NTTドコモが開発するMetaMeが参画し、メタバースとブロックチェーンの技術を融合させたプロダクト開発の機会を提供することになりました。「一歩先の推し活体験」の実現を図るプロジェクト『OSHI3』を推進している株式会社gumiも、スポンサーに名を連ねています。
また、DApps開発インフラやマーケティング支援企業、学生コミュニティなどさまざまな分野のコミュニティパートナーが揃っています。
■コミュニティパートナー
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