株式会社博報堂キースリーは、Sony Block Solutions Labs Pte. Ltd.が開発するパブリックブロックチェーン「Soneium（ソニューム）」を活用したい企業に対し、Startale Labs Pte. Ltd（以下、スターテイル・ラボ）と共同で、サービス構想企画、開発実装の支援を提供することを発表しました。
「Soneium」は、参加者を限定せず、誰もが参加できるオープンなネットワークを持つパブリックブロックチェーンです。エンドユーザーは、対応アプリケーションを通じて、Web3ゲームやNFTを売買するマーケットプレイスなど様々なサービスを利用できます。2024年8月28日に開催された「WebX」にて、「Soneium」テストネットの稼働が発表されました。
博報堂キースリーは、ブロックチェーン基盤開発のノウハウを持つスターテイル・ラボと共に、これまで培ってきたweb3を使った事業・サービス開発の知見や、博報堂グループが持つ生活者発想やクリエイティビティを活かして、「Soneium」を使った新しいサービスやプロダクトが世の中に広まるように支援していきます。博報堂グループ各社やクライアント企業、パートナー企業と連携し、「Soneium」を事業に活用したい企業のプロジェクト設計、構想企画、開発実装までを支援する予定です。
企業への支援として、まず、「Soneium」を活用したサービス・プロダクトの企画を想定しています。ブロックチェーンを活用した新サービス・プロダクトの開発には、技術の特徴やメリットを深く理解する技術知見と、ターゲットのニーズや想いを汲み取りサービスに昇華する企画力が必要です。博報堂キースリーは、web3に対する知見や企業案件の実績、博報堂の生活者発想とクリエイティビティを活かしながら、新事業を立ち上げたい企業および「Soneium」関係者と、新たなweb3サービスを共創します。
さらに、構想をもとに、「Soneium」上での実装開発もサポートします。博報堂キースリーは、これまで、プロジェクトの戦略構想からPoCの実施、サービス実装・運用までワンストップで支える「web3 Sherpa」プログラムを提供してきました。「Soneium」上での開発についても、本プログラムを活用して、支援していきます。
博報堂キースリーとスターテイル・ラボの協力により、「Soneium」を活用した新しいサービスが広がり、様々な企業のweb3技術活用が加速することが期待されます。
